JICAの「スポーツと開発」:意義、概要、協力隊への参加

JICA
  • JICAの「スポーツと開発」の取り組みとは?
  • JICAの活動に関わりたい!どうすれば参加できるの?

の疑問にこたえます。

この記事では、JICAの「スポーツと開発」事業の意義、概要、アプローチ方法、3つの活動の柱を解説します。

「スポーツと開発」の意義

スポーツは、子どもたちも高齢者も障がいのある人も、誰もができる活動です。だからこそ、SDGsの目標である「誰一人取り残さない」の実現に、スポーツの力を役立てることができます。

JICAが取り組む「スポーツと開発」は、東京オリンピック・パラリンピック、そしてその後のSDGs達成に向けた取り組みです。SDGsの次のゴールの達成に貢献できるとしています。

[出典] JICA スポーツ・フォー・オール みんなのスポーツ

JICAの「スポーツと開発」

スポーツを通じて人と人がつながる / JICA「スポーツと開発」

1960年代から、JICA海外協力隊などを通じて体育・スポーツの支援を行ってきました。JICAでは、スポーツを通じ、健康、教育、社会性や人間性の向上を促す支援を行っています。活動地域は91カ国に、JICA海外協力隊は累計で4000人以上が派遣されました。

アプローチ方法

アプローチ方法は「スポーツの開発」と「スポーツを通じた開発」の2つです。

「スポーツを通じた開発」では、スポーツの力を生かし次の取り組みを行います。

  • 各国の政府に向けた教育行政支援(教育課程の改定など)
  • スポーツを共にすることによる民族の緊張緩和、平和の推進
  • 運動療法による心と体のケアにより、障がい者の支援 など

「スポーツを通じた開発」の前提として、そのスポーツそのものの環境が整っていること、つまり「スポーツの開発」がなされている必要があり、次のような取り組みを行っています。

  • 各国の代表チームの強化
  • スポーツ種目の普及
  • 体育科教育の普及
[出典] JICA スポーツ・フォー・オール みんなのスポーツ

3つの柱

体育科教育支援

体育科教育は、国の未来を担う子ども達の心身の健全な育成のために重要な役割を果たすします。 JICAは、運動会など学校行事の企画や教材の開発、教員をはじめとする人材育成など、様々 な取り組みを実施しています。

社会的包摂、平和の促進

障害者の人権尊重、社会参加と平等および インクルーシブな社会の実現に欠かせない ツールとして、また民族や部族が異なっていてもボーダーレスに参加し楽しめるスポーツは、社会的包摂と平和の促進にも寄与しています。

スポーツ競技力の向上

  • スポーツ環境の整備
  • 競技力向上(トップアスリート養成)
  • 国際社会との連携促進

Take Action!JICA海外協力隊への参加方法

JICA海外協力隊への参加を通じて、スポーツと開発に貢献することができます。

説明会などのイベントはこちら>>JICA海外協力隊 各種説明会情報

新型コロナの影響でオンラインでの説明会が行われています。(2020年11月16日時点)

頑張るあなたを応援しています!次の記事で会いましょう!

出典

(注1) JICA スポーツ・フォー・オール みんなのスポーツ

(注2) スポーツと開発

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