- 建築系のNPOにはどのような団体があるの?
- 建築系NPOの評判は?
の疑問にこたえます。
建築系のNPO 3選
建築ネットワークセンター
概要
- 設立経緯:阪神・淡路大震災の大きな被害のなかで、住宅やまちづくりが大問題になってきたこと、私たちの周りにも欠陥住宅問題が数多く存在していることが分かったことをきっかけに、「欠陥住宅の原因を調査してほしい。どうしたら解決するか教えてほしい」という要望に応えるため、建築士、弁護士、まちづくり研究者などの専門家が設立。
- 設立:1996年
- 目的:欠陥住宅問題の解決と高齢化社会に対応した安全で快適な住まいとまちづくりの促進に寄与すること (注1)
活動内容
「住まいの駆け込み寺」として、次の活動を行っています。
- 無料「欠陥住宅、マンション相談会」等の相談活動
- マンション連続講座などの啓発、啓蒙活動
- 欠陥住宅相談、調査、改善業務
- マンション大規模修繕コンサルタント、監理業務
評判
Twitter上では特に、ネガティブな評価、ポジティブな評価も見当たりませんでした。
参加方法
木の建築フォラム
概要
- 設立:2015
- 設立経緯:木の建築に関わる様々な分野の人々が集まる場として、内田祥哉東京大学名誉教授のもとに活動してきた任意団体木造建築研究フォラムを発展的に解消して設立されました。 (注2)
活動内容
- 研究開発(地域循環型木造技術などの木の建築に関わる研究など)
- 社会教育(講習会や見学会の開催)
- 交流(公開フォラム、木の建築賞、海外交流)
- 出版
評判
Twitter上でのつぶやきは少な目ですが、このようなクチコミがありました。
参加方法
- 木の建築賞に応募する
- 講習会、見学会、公開フォラムに参加
- 書籍を購入する
- 入会する
詳しくは >>木の建築フォラム
建築技術支援協会(PSATS、サーツ)
概要
建築技術支援協会は、建築の豊富な技術、経験、知識を持つ退職者などの中高年のベ テラン技術者が個人の立場で集まった団体です。次世代への熟練技術の伝承、建築・住宅に関する技術の情報発信活動などを通して、社会に貢献することをめざしています。
- 目的:建築技術に関する2つの橋渡し役です。
- 第1は、熟練技術者から後継技術者へ技術伝承をすること、
- 第2は、専門家から一般市民へ建築技術の情報を正しく伝えることです。
- 設立:1998年
- 会員:約100名
- 特長:
- 企業や行政とは異なる立場で、活動の公平性・中立性のため企業からの寄付ゼロを貫いています
- 退職後の専門家の活躍の場として生きがいを創出しています
活動内容
- 教育普及事業として、セミナーや「サーツ寺子屋」という講習会の開催
- 技術支援事業として、木造住宅やマンションなどに関する技術支援やコンサルティング
- 情報発信事業として、書籍の刊行
- 調査研究事業
評判
Twitterでは、好意的なクチコミが多いようです。
参加方法
- セミナー・講習会に参加する
- 相談する(住宅・大型木造、マンション)
- 講師派遣をお願いする
- 入会する
詳しくはこちら>>建築技術支援協会
Take Action!
欠陥住宅などの問題に、専門家の視点から相談に乗ってもらえること。
建築はとても専門性が高いので、相談で助けられている方が多くいることと思います。
そういった社会貢献性の高い活動を行っている団体を3つ紹介しました。
このような団体への協力を通じて、困っている方を支援することができます。
この記事が読者の皆さんのお役に立てればうれしいです。
頑張るあなたを応援しています!次の記事で会いましょう!
出典
(注1) 建築ネットワークセンターとは
(注2) 木の建築フォラム
(注3) 建築技術支援協会
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