- JETROでの仕事内容は?海外勤務とかあるの?
- 福利厚生は?残業は?
- JETRO職員はどういうときにやりがいを感じるの?
の疑問にこたえます。
この記事では、JETROでの働き方として仕事内容、海外勤務、福利厚生、やりがいを解説します。
JETROの概要や支援サービスの内容は、この記事にまとめています。
JETROが何をする機関か分からない方は、併せてご覧ください。
仕事内容
海外展開支援
日本を、世界に売り込むことです。
たとえ良いものであっても、ネットワークやノウハウがなくて、世界に売り込めない企業が多くあります。特に中小企業が多いです。
モノはもちろんですが、アニメ、音楽、映画といったコンテンツも対象となります。
世界各地での展示商談会に出展して紹介したり、
海外バイヤーを日本に連れてきて紹介することも行っています。
最近は新型コロナの影響で、海外との人の行き来が難しいため、海外ECサイトで“JAPAN MALL”を作り、そこで日本製品を掲載する活動も行っています。
商談だけでなく、貿易投資相談や人材育成支援も行っています。
イノベーション創出支援
日本企業が抱えるさまざまな課題を、海外のリソースも活用して解決することを目指しています。
アプローチは2つです。
1つめは、対日投資の促進。日本にはないようなサービスやノウハウを取り込むための施策を行っています。
2つめは、スタートアップ企業の海外展開です。“Jetro Global Acceleration Hub”では、世界中、特にスタートアップが盛んな地域(インドなど)の市場に入り込んでいくための支援を行っています。
また、日本のスタートアップ企業のマーケティング支援を行い、包括的にサポートしています。
調査・研究
JETROの主な事業です。海外市場や規制について調べ、まとめて発信しています。
また、JETROは官民をつなぐ立場として、日本企業からのニーズの声をまとめて、政府に届ける取り組みも行っています。
ポジション
総合職
総合職は、海外企業の日本進出支援や、日本企業の海外展開支援などJETROが取り組んでいることに関する業務を行います。
企画・立案、対外折衝などを含む「非定形業務」を担当します。
東京、地方、海外を2~4年でジョブローテーションを行い、幅広いキャリアを歩めます。
新卒は、はじめの2年間は東京での研修を行います。その後、海外実務研修・海外語学研修を行うことができます。
総合職は、日本だけでなく海外拠点での勤務もあります。
一方、エリア総合職という、引越しが必要になるような転勤のないポジションもあります。
一般職
ルーティンワークや補佐的な一般管理事務を担います。
プロモーション職では、農林水産・食品の海外プロモーションを行います。
特に引越しを伴うような転勤はありません。
嘱託員
嘱託員とは、有期雇用のスタッフのことです。
「常勤」と「非常勤」があり、常勤はフルタイムで働く人、非常勤は月15日以下で働く人です。
福利厚生
給与
openworkによると、JETRO総合職の平均年収は約580万円(470万円~820万円)とのことです。
また、職員給与規程によると、新卒の基本給(月額、単位:円)はこちらです。
待遇
手当:超過勤務手当、職責手当、特別都市手当、広域移動手当、住居手当、寒冷地手当、通勤手当、単身赴任手当
賞与:あり(6月、12月)
また、残業時間は、openworkによると平均25.4時間/月のようです。
もちろん繁忙期により波があると思いますが、比較的残業少な目な職場なのではないでしょうか。
クチコミ
JETROで働く方は、このようなことをやりがいとして言っている人が多いです。
- 「日本と海外の橋渡し」として、企業と一緒に新市場への一歩を踏み出すこと。
- 民間でなく公的な立場から、日本経済の活性化を担っていること。
- 地方創生、地方活性化を海外の視点で取り組めること。
- 中小企業やスタートアップ企業への支援をできること。
- 女性として働きやすいこと。
JETRO職員の具体的なクチコミを見ていきましょう。
強み:世界中にネットワークを持ち、貿易のスペシャリストをそろえている。中小企業支援のスキームも幅広く、国内企業や商工会議所への影響力は強い。また、アジア経済研究所は、経済学・社会学の研究所として、国内の有力大学に比肩する組織であるといえる。
弱み:組織全体の運営方針について、経済産業省の意向を受けやすいことは事実である。
事業展望:税金で運用されているため、2020年以降は予算削減の影響を受ける可能性がある。
1年目から社内のサポートを研修やOJT制度で得つつも、少人数のチーム故に、大きな裁量で仕事に取り組むことができる。
また、事業部門に入部すれば、入社時に多くの学生が思い描く「日本と海外の橋渡し」に関わる業務を実際に担当することができる。
企画から実行まで一貫してプロジェクトを担当することになるため、PDCAを回しやすく、成長速度も速い。
女性にとっては働きやすい環境といえます。
・転勤ありの総合職/転勤なしのエリア総合職/が選択できる。
・産休/育休を取りながら働いているワーママがたくさんいる。
・時短勤務のワーママが多い。
・海外帯同制度がある。(配偶者が海外勤務になったら一定期間休職してついていける)
エリア総合職、時短でも課長代理になっている女性も多くいます。
ただ、通常のキャリアでは地方・海外勤務が数年スパンあります。このキャリアを選ぶ方で、家庭をもっている女性は実はそんなに多くないかもしれません。
国内で、育児をしながら働きたい場合には、かなり理解のある職場といえます。
Take Action!
いかがでしたか?
JETROでの働き方について、イメージはできたでしょうか?
この記事では、JETROでの働き方として仕事内容、海外勤務、福利厚生、やりがいを解説しました。
読者の皆さんのキャリア選択のお役に立てれば嬉しいです。
頑張るあなたを応援しています!次の記事で会いましょう!
出典
(注2) JETRO 給与規程
(注3) JETRO 総合職
コメント
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