新卒で国際協力銀行(JBIC)で働きたい!
就職難易度はどれくらい?JBICから内定が出るような人の学歴は?出身大学はどこ?
どんな人材が求められているの?
JBICの選考フローは?選考にどのように対策すればいいの?
の疑問にこたえます。
この記事を読めば、JBICの新卒採用の就職難易度、求められる人物像、採用選考の対策が分かります。
就職難易度
倍率
国際協力銀行(JBIC)の新卒採用では、2022年度実績で総合職が23名、業務職が10名の採用という狭き枠に、多くの応募が殺到します。
時にその倍率は、約100倍ともいわれます。
国家公務員やメガバンクと比べて、倍率は高くなる傾向にあります。
国際協力機構(JICA)の約1万倍に比べれば低いですが、
日本貿易振興機構(JETRO)の約100倍と同じくらいの倍率です。
応募者の中にはESを提出しただけで内容のない人もいると思いますが、高倍率の中で「他の学生との差別化」が求められます。
JBICの採用実績校
JBICの公式サイト(2024年卒採用)によると、次のように公開されています。
- 採用学部学科:全学部全学科
- 採用実績校:国公私立大学、大学院他
これだけ読むと、誰でも採用するよう門戸は広く設定されているようです。
とはいえ、競争倍率は高いので、就職四季報2020年度によると、次のような大学の学生が採用されています。旧帝国大や有名私立が多いですね。
東京大学、一橋大学、京都大学、東京女子大学、聖心女子大学、日本女子大学、大阪大学、東京外国語大学、北海道大学、九州大学、学習院大学、立教大学、早稲田大学、ほか
出展:就職四季報2020年度
もちろん、これらの大学からの採用実績はあくまでも過去の実績です。将来はこの中にない大学から採用される可能性も十分にあります。
過剰に心配する必要はありませんが、優秀な学生と競争することを覚悟し、選考に備える必要はあります。
求められる人物像
2025年卒向けの人材募集においては、新卒に向けて「日本と世界への貢献」などが期待されているようですが、若手職員の声をサイトで読み、人物像を理解するように求められています。
具体的な人物像はこちらのサイトをご覧ください >>国際協力銀行 MESSAGE from HR
本選考の対策
JBICの選考には、本選考とインターン選考があります。
この記事では、本選考について解説します。
本選考の流れはこちらです。
エントリーシート
↓
適性検査
↓
面接(複数回)
エントリーシート(ES)
JBICは政策金融機関として人気の就職先のため、多くのESが殺到します。
その中で選ばれるESを作るには、事前に準備して、他の学生とは差別化したESをつくることが大切です。
2024年卒のESでは、このようなお題が出されました。
- 長所(50字以内)
- 短所(50字以内)
- 学生時代に時間をかけて取り組み、やり遂げた重要な実績を2つ挙げ、各実績についてそのタイトルを50字以内で述べてください。
- 学生時代に時間をかけて取り組み、やり遂げた重要な実績を2つ挙げ、各実績について、あなた自身が果たした役割や創意工夫した点を含めて300字以内で述べてください。
- あなたが仕事を選ぶ際に最も大切にしていることと、国際協力銀行を志望する理由。その際、業務職を希望する理由とあなたの強みがどのように活かせると思うのかについても併せて記述(400字)
- あなたが、これまでの人生において直面した最も大変だった「困難」とそれをどのように解決したのかについて、200字以内で述べてください。
面接
1次面接
1次面接は、部長クラスの方と和やかな雰囲気で面接が行われます。
2021年卒採用では、例えばこのような質問がなされました。(注2)
- インターンの感想
- 学生時代頑張ったことについて
- どうしてその活動をしようと思ったのか
- 自分は一体どういう性格か
- 就職活動の軸
- JBICの志望理由
- もしJBICに入ったらどのような仕事がしてみたいか
- 他に選考している企業について。志望順位
最終面接
面接の回数は人により異なり、2回で内定が出る人もいれば4回目の面接で内定が出る人もいるようです。
最終面接では、役員クラスの方と3対1の面接が行われます。
時間は10~20分ほどで短く、厳格な雰囲気の中、面接がなされます。
2021年卒採用では、次のような質問がなされました。(注2)
- 自己紹介(大学時代に頑張ったこと、志望理由)
- インターンの感想
- インターンで受けた社員の印象、他に参加していた学生の印象
- 他の就職活動の状況
- どんなプロジェクトに携わりたいか
- 長所を活かした経験
- ジョブローテーションは大丈夫か
- これまで自分に一番影響を与えた本
- 集団でどのような役割が向いているか、今後はどうしたいか
Take Action!
いかがでしたか?
2025年卒採用に備えて、まずはあなた自身、そしてJBICを知りましょう。
内定のポイントは、『インターンに参加していること』のようです。次の記事でJBICのインターンについて解説します。
OBOG訪問やJBICのイベントに参加して情報収集をするのもおススメです。
また、次の記事も参考になります。
頑張るあなたを応援しています!次の記事で会いましょう!
出展
(注2) ONE CAREER 国際協力銀行
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[…] 国際協力銀行(JBIC)の新卒採用の就職難易度と選考対策【2022年卒向け】新卒… […]