【高校生向け】あなたもできる国際協力3選

ボランティア
  • 海外経験でもっと視野を広げたい!
  • 英語をもっとできるようになると将来に役立つかも!外国人の友達をつくりたい!
  • 高校卒業後の進路や留学を考える参考にしたい!
  • 国際協力に興味あるけど、何からすればいいの?

という希望を叶えるための方法をまとめました。

私も高校生の時に国際協力に興味を持ち、大学では総合政策学部▷開発コンサルでJICA事業▷NGOファンドレイザーの仕事をしています。

イベントで、高校生の学生さんからの「国際協力に興味があります。どんなことができますか?」という質問をいただきました。これに答えるため、「高校生の時にこういうことを知りたかった!」ということをまとめました。

イベント参加

高校生は、大学の進路などを決める大切な時期です。

イベントなどを通じて人と出会うことは、人生で目指したいものや進路を考えるきっかけになるかもしれません。

B先生(男性、医師)のエピソードです。

Bさんは高校生の時、学校で行われた講演を聞いて「国境なき医師団の医師になりたい!」という夢を持ちました。その後、Bさんは医学部に進学し、外科と産婦人科の専門性を身に着け、そして海外留学経験を経て、30代で国境なき医師団の医師になりました。彼はイエメンなどの紛争地域で、多くの患者さんの命を救う活動を行っています。

その結果の原因は、「高校生のときに目指すものを決めて、そこから逆算して進路を決めたから」だそうです。

私は高校生では何となくしか将来を考えていなかったので、B先生の決断力・行動力は素晴らしいと思いました。

人と出会い、目指したいものを見つけると人生は変わります。

海外ボランティア / 短期留学

「英語をもっと話せるようになりたい!外国人の友達をつくりたい!もっと世界を見てみたい!」という人におススメです。

海外ボランティアや留学に参加する高校生は年々増えています。今は、コロナの影響で海外への渡航は難しいですが、状況が落ち着いたら参加も考えてみるといいでしょう。

海外ボランティア/留学のメリット3つ

①自分の価値観に気づき、進路を考えるきっかけになる

新しい価値観、文化や人との出会いを通じて、自分の価値観に気づき、可能性がさらに拓けることもあります。

Cさん(女性)のエピソードです。

Cさんは高校生で、明るく努力家なのですが、高校生女子の慣れ合いの文化になじめずにいました。海外への短期留学をきっかけに、外国人学生との交流の楽しさ、挑戦心の高い自分の価値観に気づき、海外の大学進学も魅力的な選択肢として考えました。最終的に、Cさんは日本でなくアメリカの大学への進学を選び、最先端のITを学んでいます。

このように、海外経験をきっかけに、自分の価値観に気づき、人生がさらに拓ける可能性もあります。

②英語力やコミュニケーション力が上がる!

日本なら全部言わなくても察してくれる文化があります。しかし、海外では自分から動き、主張をしないと誰も察してくれません。多くの日本人はこのコミュニケーションの前提の壁にぶつかります。だからこそ、成長するのです。

英語は難しい文法や表現を使わなくても、中学レベルで会話はできます。英語を多少できなくても、間違っても気にせずに、コミュニケーションをとろうとすることが大切です。

365日24時間、英語を使う環境に身を置くことで、英語力はもちろん、世界に通用するコミュニケーション力を高めることができます。

③世界への視野が広まる。興味をもつきっかけになる

海外ボランティアや留学に行くと、その国・地域、そこに住む人、社会問題などをより身近に感じられるようになります。

帰国後、テレビや新聞などでその国についてニュースを見るときにも、きっと考え方・見方が変わるでしょう。その変化は、きっとあなたの人生を豊かにします。

そのために海外ボランティアで大切なことは、”Be Curious! Have Fun! (好奇心をもって楽しむ)”ことです。

不安を解消!サポート体制のあるプログラムを選びましょう

高校生だと、初めて海外に行く人も多いのではないでしょうか。ホームシックにならないか、言葉の壁や文化の壁にならないか、食べ物は体に合うかな…

心配になってしまう人もいると思います。

海外ボランティアや留学では、高校の提携校との交換留学やサポートの充実したプログラムもあります。参加する先を選ぶ際には、サポート体制を確認しましょう。

十分に備えた上で、最終的には「可愛い子には旅をさせよ」です。

壁にはぶつかる前提で、それも楽しむくらいの気持ちで参加するのが良いのではないでしょうか。

国内ボランティア

「海外までは行けないけど、身近なところでできる事をして貢献したい!学びたい!」という人におススメです。

ボランティアの方法は、学校で募金活動、文化祭などで展示物での情報発信、イベントの企画・運営などあります。

また、NGO/NPOではイベントや事務所でのボランティアを募集しています。内容は、オフィスでの事務業務や、イベントでの企画・受付・誘導業務などさまざまです。

※団体によっては、高校生のボランティアは受け入れていないところもあるので、事前に募集要項をチェックしましょう。

国内ボランティアのメリット2つ

①より深く学べる!

社会課題やNGO/NPOについて、ただイベントに参加するより、ボランティアで運営側として参加することでより深く学ぶことができます。

サッカーで例えると分かりやすいです。プレーヤー、観客のどちらがより試合を理解しているでしょうか? そう、プレーヤーです。試合に勝つために、頭を絞り、全力で動くのがプレーヤーで、真剣にプレーします。

ボランティア参加で、プレーヤーとして主体的に関わることで、より学びを深めることができるでしょう。

②行動力・企画力が高まる!

イベントで展示物や体験コーナーなどを企画、準備、運営することで、あなたの行動力・企画力が高まります。

高校だとなかなか気づけないのですが、社会では答えのない問題について考え、解決のために行動することが求められます。

行動力・企画力は、授業で教わるだけでは身に着けることは難しいので、自分で考え、行動で形にしていくことが大切です。

Take Action!

高校生は、大学の進路を決める時期であり、人生の方向性を左右する時期です。

その時に、誰と一緒にいて、どんな情報にふれ、どんな挑戦をするかが大切です。

この記事では次の3つの方法をご紹介しました。

  • イベント参加
  • 海外ボランティア/留学
  • 国内ボランティア

「できるかどうか?」はいったん横に置いて、「やりたい!」ものを選び行動してみましょう。

頑張るあなたを応援します!次の記事で会いましょう!

コメント

  1. Glynda Ketron より:

    i like this very good post

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