JICAの新卒採用はどれくらいの競争なの?
出身大学は選考に影響するの?
大学院や留学経験はどこまで選考に影響するの?
どう選考に備えればいいの?
の疑問にこたえます。
この記事を読むと、JICAの新卒採用の競争倍率、出身大学・大学院・留学経験の選考への影響、そして選考対策がわかります
2023年4月には50人を予定しています。
参考に、2021年は41人、2020年は48人、2019年は38人、2018年は40人、2017年には39人の採用実績でした。(注1)
JICAは人気の就職先であり、その倍率は250~300倍とも言われています。この内定を勝ち取るには、それなりの覚悟と準備が必要となります。
JICA内定者の出身大学、そして大学院や留学経験は選考に影響するか?
知って、備えていきましょう。
出身大学
JICAは選考情報として就職活動サイトにも、採用実績校を公開していません。このことから考えると、出身大学を理由にした採用はしていないようです。
しかし、人気の就職先で、内定者は優秀な人材が厳選され、相対的に有名私立大や国公立大の出身者の傾向があるようです。
「帰国GO.com」では、採用実績校を次のようにまとめています。JICAは公開していないので、恐らく周辺情報からまとめているのだと思いますが、根拠は分かりませんので、あくまでも参考程度にするのが良いでしょう。
(国内)
北大、東大、慶大、早大、京大、阪大、東工大、一橋大、上智大、筑波大、国際基督教大、法政大、首都大、東京外大、東京医科歯科大、お茶の水女子大、青山学院大、創価大、聖心女子大、千葉大、横浜市立大、同志社大、京都工芸繊維大、神戸市外大、神戸大、立命館大、関大、滋賀大、広大、九大、長崎大
(海外)
Oxford Brooks, Institut d’Etudes Politiques de Paris, Graduate Institute of International and Development Studies, University College London, University of Warwick, University of York, University of Arkansas, National Institute for Agricultural Research, INRA
※上記は直近3年間のデータとなります。
[出典] 帰国GO.com
有名大学が名を連ねる中、そこまで有名ではない大学の名前もあがっています。この理由は、JICAは「人物重視の採用」を行っているためです。
新卒採用では、優秀な学生たちとの厳しい競争ではありますが、自分の資質を十分にアピールできれば内定を勝ち取れる可能性は十分にあります!
大学院・留学
大学院の学位や留学経験が有利になるの?と思われる方もいるでしょう。
結論からいうと、JICAでのジェネラリストのキャリアを歩むのであれば、必ずしも大学院卒が有利になるわけではありません。
しかし、スペシャリストとしてのキャリアを歩みたいのであれば、大学院での専門性は強い武器になります。
- あなたの目指す国際協力の仕事は何ですか?
- どう働きたいですか?
- そのために必要なものは何ですか?
この問いに向き合い、「大学院に進学する必要がある!」と明確になればぜひ進学するのが良いでしょう。
進学について、JICAはPARTNERでこのように言っています。
学位や留学経験があると就職に有利なのではと考え、十分な下調べ・準備を行わないまま進学・留学をすると、目的と手段が逆転し、目指す国際協力の仕事につながらない学位や留学経験になりかねません。
そのため、ご自身の目指す国際協力の仕事が何か、どのような働き方をしたいのかについて充分に情報を収集した上でイメージを持つこと、そこに向けて必要なものは何かという考えで、進学や留学を考えるとよいでしょう。
[出典] 進学について – PARTNER – JICA
JICAは、採用の段階では個別分野や国際協力の専門性は判断基準にしていませんが、内定者の約半数は大学院卒です。
2018年4月の採用予定者は40人です。内訳は男性が23人、女性17人。文理は、文系27人、理系13人で、学部卒が21人、大学院卒が19人です。
[出典] 2019シーズン【第8回 国際協力機構(JICA)】
内定者の約半数を大学院卒が占める理由はなぜでしょう?
自分の人生を考えて進学に明確な答えを出し、大学院で専門性を身に着けるほどの志は強みになるためだと思います。その強みは、競争倍率が高い中での差別化の要素になるのではないでしょうか。
また、海外経験についてはこのように、JICA人事部はこのように回答しています。
ー海外経験は問いません。
学生からもよく質問されるのですが、選考の段階では「途上国での経験」「ボランティアの経験」があるかどうかは必須条件ではありません。
国内外問わずいろんな方、バックグラウンドの違う方と協力しながら、途上国の課題解決に取り組む仕事なので、「問題解決力」「物事を前に進めていく力」「新しいものを生み出す力」などを見ています。
そういった力は「途上国で頑張っていました」という経験だけでなく、勉強や研究、ボランティア、アルバイト、部活等でも培われると思うので、みなさんの多様な経験と、そこで得たものを伝えてもらえればと思います。
[出典] 2019シーズン【第8回 国際協力機構(JICA)】
海外経験は問わないということですが、選考では志望動機として「なぜJICAなのか」「なぜ開発途上国なのか」を明確に答えることが求められます。
開発途上国での経験はなくてもJICAの内定を得る人もいますが、多くの人にとっては海外経験があった方がイメージが湧きやすく、エピソードとして語りやすいのではないでしょうか。
Take Action!
いかがでしたか?
JICAの新卒採用の競争は激しいですが、学歴、大学院、留学経験より大切なことがあります。それは、JICAが求める人材と自分がどれだけマッチングしているか、そのことを説得力を持ってアピールできるかです。
JICAとあなたとのマッチングを考えるには、この記事がおススメです。
また、面接対策をしっかり行い、あなたの資質をキチンと伝えられるように備えましょう。こちらの記事がおススメです。
私は「国際協力で世界を良くする仲間を、1人でも増やす」という想いから記事を発信しています。
1人の力は小さくても、皆で集まると大きな力になると信じて。
頑張るあなたを応援しています!
次の記事で会いましょう!
コメント
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