クラウドファンディングに興味はあるけど、個人でもできるの?やり方を知りたい!
せっかくやるなら失敗したくない。成功のポイントを知りたい!
という疑問にお答えします。
この記事では、クラウドファンディングのやり方と成功のポイントを、初心者でも分かりやすいように解説します。
もしクラウドファンディングをやるかどうか迷っている方は、こちらの記事でメリット・デメリットを解説していますので、併せてご覧ください。
クラウドファンディングの方法
総論:クラウドファンディングの流れ
ポイントをまとめると上図のような流れになります。
次の章で、各ステップの具体的な内容とポイントを解説します。
構想段階
ゴールを決める
あなたが実現したいビジョンは何ですか?
それはなぜですか?
この問いに、あなたならではの答えをだしましょう。
ポイント
- 目指すものを明確に、具体的に、肯定的に決めることです。
- もしチームを組んで行うのでしたら、それをチームメンバーと共有して、ビジョンをさらに明確化させたり、より膨らませたりすることも大切です。
このビジョンが、あなたのプロジェクトの核となります。
十分に時間をかけて考えても良い部分です。
目標を決める
ゴールが決まったら、具体的な目標を立てます。
そのために、次の問に答えることが効果的です。
ビジョン達成のためにいくら必要ですか?
いつまでに、いくら資金調達しますか?
ポイント
- 目標金額=目標の支援者の数×1人あたり単価で、計算します。また、手数料、リターン品の送料も考慮しておくことも大切です。
- 「支援者1/3の法則」という経験則があります。クラファンの支援者の1/3は「自分の直接の友人・知人」、1/3は「自分の友人・知人の友達」、あと1/3は「サイトなどを通じて知る全く知らない人」の傾向になるということです。目標の1/3は、協力してくれそうな友人の見込めそうか?検討しておきましょう。
- 支援は、はじめと最後に集中する傾向にあります。クラファンの盛り上がり感が大切ですので、あらかじめ友人に頼んでおいて初日で目標金額の1/3達成を目指しましょう。
- 目標設定の考え方に、「高い目標を設定して達成を目指す」、「低めの目標設定で150%達成、200%達成と基準をあげていく」の2つがあります。目標はチームそして支援者のモチベーションに大きく影響します。あなたに合った方法で目標設定しましょう。
大切なのは、目標達成にコミットすることです。
方法を決める
チームを作る
クラファンを行うにあたり多くのタスクがあり、1人でやるのは大変です。仲間を募り、チームをつくって対応すると良いでしょう。
チームでの役割(例)
- リーダー
- コンテンツ(文章、写真、画像)作成
- 動画作成
- SNS発信
- リターン発送 ※協力者募集含む
実施方式
購入型クラウドファンディング
モノ、コトや権利などを購入することで、プロジェクト支援をできる仕組みです。
アニメ、映画なども購入型に分類されます。
支援者にとってメリットやニーズのあるプロダクトに向いています。
寄付型クラウドファンディング
開発途上国支援や被災地支援など、見返りを求めずにお金の支援をするプロジェクトです。
支援者へのモノ・コトのリターンはありませんが、寄付金控除に使える領収書が届きます。
READYFORなどで行うことができます。
プラットフォームを選ぶ
大手クラウドファンディングのサイトはCAMPFIRE、READYFOR、Makuakeの3つです。
それぞれ特徴がありますので、見比べて、あなたのプロジェクトに合うサイトを選びましょう。
ポイントは、あなたがやりたいプロジェクトに似たプロジェクトが多く掲載されているサイトを選ぶことです。
プロジェクトを具体的につくる
コンテンツ作成
文章、写真、動画、音楽を通してプロジェクトについて表現します。
文章では、例えばこのような項目があります。
- 何をやりたいか?
- それはなぜか?
- 資金が必要な理由
- 資金がどのように使われるか
- リターンの説明
ポイント
- 明確に、コンパクトに、情熱的に何をやりたいか表現すること
- プロジェクトが伝わりやすい写真/画像をメインビジュアルにすること
- 動画だとより伝わりやすく、支援金が2~3倍になることもあります
- 資金の流れを透明性をもって説明すること
- 魅力的なリターンを設定すること
リターンの内容を決める
購入型クラウドファンディングでは、リターンによって支援されるかどうかが大きく左右されます。
リターンが魅力的だと支援されやすくなり、逆に魅力が少ないと支援されにくくなります。
リターン設定の考え方
- 支援者が喜ぶモノ・コトをお返しする
- 必ず発送できるものをリターン品にする
- いくつかの価格帯で展開する
- NG:法令違反するもの、著作権侵害になるもの、危険物、金融商品、商品券・クーポン、市販品、中古品、酒類など
プロジェクトのレビュー
あるプロジェクトの内容が程度固まったら、周りの人にプロジェクト内容を説明して、「応援したいか?」意見をもらいましょう。
その意見を反映させることで、プロジェクトの成功確率が上がることでしょう。
プラットフォームに申請
公開日を決めて、プラットフォームに申請しましょう。
プロジェクトは法令的に問題ないかなどを審査され、担当者(キュレーター)からフィードバックをもらえます。
審査期間は最短即日~3営業日ほどです。
プロジェクト実施直前
支援者をあらかじめ募る
プロジェクトの準備と並行して、あらかじめ友人に支援のお願いをしましょう。
プロジェクトの開始日が決まったら、必ず初日に支援してもらいましょう。
初日に30%達成できないようなプロジェクトは成功確率が低い傾向にあります。
この理由は、前述の「支援者1/3の法則」のためです。友人に応援してもらえないようなプロジェクトは、リターンがよほど魅力的でないと失敗します。
SNSなどで告知
SNSなどでクラウドファンディングをやることを呼びかけておくことは大切です。
一般向けに呼びかけるだけでなく、友人にはメールやLINEなどで直接メッセージを送りましょう。
プロジェクト実施中
広報
- 公開時:SNSやブログで公開のお知らせ
- 実施中:定期的にSNSで発信する
- 活動報告ページでマメに報告・感謝する
- 達成したら超感謝!
- 目標を超えて資金を集められそうなら、200%、300%の達成を目指す
中だるみ防止策を行う
クラウドファンディングは最初と最後に支援が集中しますが、中だるみが生じます。
これを防止するために、支援者の様子を見て、途中で魅力的なリターンを追加しましょう。
この時に注意すべきことは、すでに支援した人が損をしないリターンを設定することです。
プロジェクト終了後
プラットフォームに振込申請
プラットフォームに振込申請をすると、集まった金額から手数料が差し引かれた金額が振り込まれます。支払時期に注意が必要です。
リターンを送る
プロジェクト終了後にリターンをお返ししましょう。
通常は半年以内の発送ですが、リターン内容に発送時期を明記すると支援者も安心して支援できます。
何かモノを送る場合には、ものづくり・梱包・発送の業務がとても大変なので、事前に協力者を募っておくと良いです。
成功のポイント6つ
- 適切に目標設定する!
- 支援者が求めるモノ・コトの魅力的なリターンを設定する!
- コンセプトが伝わりやすい写真・画像をメインビジュアルにする!
- ストーリー性があり、情熱が伝わる文章を書く!
- スタート初日が勝負!友人・知人に声をかけておいて、初日に目標額の30%を集められるようにしましょう。
- SNSを上手く活用する!
Take Action!
いかがでしたか?
資金を集めたい方は、クラウドファンディングの活用も一つの方法です。
この記事では、クラウドファンディングの個人・法人でのやり方、そして成功のポイント5つを紹介しました。
プロジェクトを始めてみたいかたは、こちらがオススメです。成功するとお金を集められ、失敗しても低リスクで再挑戦できるので、まずは試してみてもいんじゃないかなと思います。
読者の皆さんのお役に立てればうれしいです。
頑張るあなたを応援しています!次の記事で会いましょう!
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