日本貿易保険(NEXI)の新卒採用：就職難易度と選考の対策【202年卒向け】

の疑問にこたえます。

海外との取引には、輸出ができなかったり、納品したものの代金回収をできないといったリスクがあります。

そのリスクをカバーするための保険を日本企業に提供し、日本企業の海外での活躍を支援しているのが日本貿易保険(NEXI)です。

この記事を読めば、日本貿易保険(NEXI)の就職難易度と選考対策の方法が分かります。

日本貿易保険とは

【日本貿易保険のご案内】 ① 貿易保険の概要

NEXIは「貿易保険」を提供し、日本企業が行う海外取引（輸出・投資・融資）の輸出不能や代金回収不能をカバーする支援を行っています。

日本企業が海外との取引を行う上で、民間企業が提供する一般的な保険でカバーできないリスクへの保険を提供するのが仕事です。

NEXIは、日本政府（経産省）が100％出資している機関で、経産省の政策的な意向の影響を受けることもあります。

• 住所　　：東京都千代田区
• 役職員数：243名（2023/4/1現在）
• 資本金額：1693億（全額政府出資）

就職難易度

採用人数

2024年卒の募集人数は、15名でした。

2023年は15名、2022年は16名、2021年は10名、2020年卒は12名、2019年卒は9名と、各年であまり変化ありません。

2025年卒でも15名程度の採用となることが予想されます。

採用実績大学

このような大学の学生の採用実績があります。国公立大学やGMARCH以上の大学の学生の採用が多いようです。

＜大学院＞

京都大学、筑波大学、東京外国語大学、東京大学、一橋大学、早稲田大学

＜大学＞

お茶の水女子大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、滋賀大学、上智大学、中央大学、津田塾大学、東京大学、東京外国語大学、東京海洋大学、東京都立大学、同志社大学、富山大学、名古屋大学、新潟大学、一橋大学、法政大学、明治大学、早稲田大学

＜海外＞

ブリティッシュコロンビア大学

[出典] NEXI採用サイト

もちろん、この大学の採用実績はあくまでも過去の実績です。将来は、この中にない大学から採用される可能性もあります。

心配になりすぎる必要はありませんが、優秀な学生と競争することを覚悟し、選考に備える必要はあります。

選考対策

選考フロー

NEXIの総合職の採用では、次のような採用フローとなります。

総合職は公的な保険事業に係る業務全般を担います。
引受、査定、回収、リスク審査、保険契約、プロジェクトファイナンス、カントリーリスク調査、企画、総務等の業務を担います。

1. エントリーシート
2. 書類選考
3. 面接(複数回)、適性検査など
4. 内々定

エントリーシート

優秀な学生との競争の中で採用されるには、事前準備し、他の学生とは差別化したESをつくることが大切です。

2021年卒の採用では、エントリーシートでこのようなお題が出されました。

面接

1次面接

質問内容は、ESの内容についてオーソドックな内容というクチコミが多いです。

時間が30分と限られている中で、効果的に自分について伝えるために、まずは結論を伝えることがポイントです。

面接は和やかな雰囲気でなされ、結果は2~3日以内にメールで知らされます。

2次面接

現場の社員さんとの1時間の面談で1次よりは厳格な雰囲気です。

質問内容は、ESの内容について深堀され、NEXIの業務内容の理解も問われます。

最終面接

東京オフィスにて、面接官2名との面接です。

役員クラスの方との面接のため、厳かな雰囲気でなされます。

質問内容は、ESの深堀に加え、キャリアプラン、関心のある部署、そして入社後のイメージについて訊ねられます。

社員さんのクチコミ

Take Action!

いかがでしたか？

2020年卒採用に備えて、まずはあなた自身、そしてNEXIについて知りましょう。

会社説明会、OBOG訪問などで情報収集するのもおススメです。

頑張るあなたを応援しています！次の記事で会いましょう！

出展

(注1) 株式会社日本貿易保険

(注2) Lighthouse 日本貿易保険

(注3) ONECAREE 日本貿易保険