JICA国内協力員まとめ:仕事内容、給料・待遇、応募方法【JICA協力隊経験者向け】

JICA

JICA協力隊の経験をいかして、国内で貢献したい!

JICA協力隊への応募を考えているけど、帰国後のキャリアが不安…

JICA国内協力員とは?待遇・給料は?応募方法は?

の疑問にこたえます。

この記事を読むと、国内協力員の仕事内容、給料・待遇、応募方法が分かります。

JICA協力隊の経験をいかして、国内でできることをして貢献したい!」という方におススメです♪

また、「JICA協力隊への応募を考えているけど、帰国後のキャリアが不安…」という方もいるかと思いますが、国内協力員はJICA協力隊の国内でのキャリアの受け皿になっています。

メリット

  • JICA協力隊の経験をいかして仕事をできる!
  • 業務経験2年、英語力低めでも応募できる公募が多い!
  • 給料約22万円/月をもらいながら、JICA協力隊と関わりサポートする仕事をできる!

デメリット

  • JICA協力隊の経験は必須です。
  • 残念なことに、今は新型コロナウイルス感染症の影響でJICA協力隊の派遣は中止・延期され、東京オリンピック・パラリンピックの開催も危ういです(2020/9/12現在)。それに伴い国内協力員の募集枠は少なくなるかもしれません。

国内協力員とは

役割・仕事内容

JICAボランティア事業の市民参加促進、活動支援及び帰国後支援に関連する業務を行います。(注1)

JICAの「青年海外協力隊事務局」が募集を行っています。募集する「課」により仕事内容は異なります。代表的な課の業務内容は次の通りです。(注2)

人材育成課

事業を通じた人材育成という観点から、選考に合格した候補者の方を対象とする派遣前訓練・研修の実施監理と帰国隊員に対する支援を行っています。

参加促進課

参加を促進するための募集広報活動等に加え、企業や自治体等で働いている方が、現職のままで本事業に参加できるように制度・環境の整備や、参加促進などを行っています。ボランティアウェブサイトの管理、月刊クロスロードの企画・編集、各種広告、SNS発信、イベント開催などを行っています。

青年海外協力隊訓練所

JICA海外協力隊の派遣前訓練を行う訓練施設です。

市民参加協力第一課

各県イベント実施などの募集広報、派遣前や帰国後での自治体表敬、家族連絡会の運営、OB会の運営などを行っています。

海外業務第XX課

海外の地域ごとに、ボランティア事業に関する実施監理、予算執行管理、機構内外の関係者との調整・対応、現地状況の把握、問題・緊急時対応等を行ってます。地域ごとに課が分かれています。

地方事務所
  • JICAボランティア事業広報の計画・実施
  • 出発帰国時の表敬調整。派遣中隊員及び帰国隊員との連絡調整
  • JICAボランティア家族連絡会、帰国報告会の計画・実施
  • 担当事業に関する決裁文書の起案・作成。
  • 市民参加協力事業に関する関連業務

国内協力員の仕事内容は、配属先の課によって異なり、その課の仕事をサポートします。

契約形態

委嘱

業務期間

6カ月~2年間

応募条件

一番の応募条件は「青年海外協力隊経験が必須」であるということです。

語学力

「TOEIC Cレベル(470~730)相当以上が望ましい」が多いですが、「不問」としている公募もあります。(注2)

学歴

「学士以上」が求められます。まれに「不問」の公募もあります。(注2)

必要な技術資格

共通して求められるのは「パソコンでの業務が支障なく行えること(ワード、エクセル、パワーポイント等)」です。

また、ポジションによりIT系資格などの専門性が求められることもあります。(注2)

関連実務年数

どの公募でも共通して「企業、官公庁、団体等での職務経験を2年以上有することが望ましい。」とされています。(注2)

待遇

  1. 月額手当:228,100円(諸手当:通勤手当、超過勤務手当等)(2020年度)
  2. 諸手当: 扶養手当、通勤手当、住宅手当、超過勤務手当等
  3. 勤務時間: 9:30~17:45までの7時間30分(休憩時間12:30~13:15)
  4. 休日: 土曜、日曜、国民の休日及び年末年始(休日出勤/振替休日有り)
  5. 休暇: 有給休暇20日(委嘱期間が1年の場合)
  6. 社会保険等: 雇用保険、労災保険、社会保険(年金、医療)に加入 (注2)

応募方法

PARTNERから応募できます。過去の募集内容はこちらです。

[出典]PARTNERより

提出書類

  1. 履歴書(和文、写真貼付のこと。様式不問。)
  2. 職務経歴書(和文、書式自由、A4用紙1枚程度)
  3. 志望動機書(和文、書式自由、A4用紙1枚程度)

選考手順

一次選考:提出書類に基づく書類審査

二次選考:面接

内定・採用

Take Action!

国内協力員は、JICA協力隊の経験をいかした国内でのキャリアの一つです。メリット/デメリットはこちらを紹介しました。

メリット

  • JICA協力隊の経験をいかして仕事をできる!
  • 業務経験2年、英語力低めでも応募できる公募が多い!
  • 給料約22万円/月をもらいながら、JICA協力隊と関わりサポートする仕事をできる!

デメリット

  • JICA協力隊の経験は必須です。
  • 残念なことに、今は新型コロナウイルス感染症の影響でJICA協力隊の派遣は中止・延期されています。それに伴い国内協力員の募集枠は少なくなるかもしれません。

仕事内容、給与・待遇などを踏まえて、読者の皆さんのキャリア選択のお手伝いをできれば嬉しいです。

頑張るあなたを応援しています!次の記事で会いましょう!

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出典

(注1) 国際協力推進員・国内協力員

(注2) 国内協力員のPARTNERでの公募内容 (2019年~2020年9月)

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