NPO/NGOでのキャリアの将来性【28歳で未経験転職した私が語る】

仕事にする

NPOで働くことを考えてるけど、キャリアに将来性はあるのかな?

の疑問に答えます。

▽この記事を読んでわかること

  • 結論:NPOでのキャリアの将来性は高いです!
  • 理由を一言でいうと、NPOの活動のニーズは上がるからです。
  • 最後に、NPOでの転職に最強なファンドレイジングのスキル2つを紹介します。

NPO/NGOでのキャリアを積んでいきたい方、必見です!

▽この記事の信頼性

NPOでのキャリアの将来性

結論から言うと、NPO/NGOでのキャリアの将来性は高いです。

その理由4つを解説します。

  • 地球温暖化の影響で、災害が増加・深刻化、新たな感染症が生まれる
  • 日本の人口減少により、政府の税収減少し、民間活力の活用の傾向
  • NPOが成長している
  • SDGsネイティブのZ世代が育っている

詳しくは次で解説します♪

地球温暖化の影響で、災害が増加・深刻化、新たな感染症が生まれる

残念ながら、地球温暖化の影響で災害は増加・深刻化する傾向にあります。

2011年の東日本大震災などの震災や、2020年からの新型コロナなどのパンデミックといった、環境・社会問題への対応にあたり、NPO/NGOの存在感は増しています。

政府や自治体よりはインパクトが大きいですが動きは遅いため、機動力をもって、草の根レベルでの支援をできるNPO/NGOのニーズは今後もあると考えられます。

日本の人口減少により、官民連携が高まる傾向

日本では人口減少により、政府の税収が減少する傾向にあり、JICAでの民間連携事業、地方でのコミュニティビジネスの促進など、民間との連携が高まる傾向にあります。

特に地方では人口減少が進み、限界集落では地方自治体がこれまで通りの公共サービスを維持できなくなってきています。

これからますます自治体だけで地域の課題を解決できなくなっていくと考えると、自治体はやる気のある民間の人や団体と連携していく必要があります。

NPOが成長している

いま。NPOは全国に約5万団体 (2021年6月30日時点) あり、市場規模は約5千億円と言われています。

NGOの年間収入合計額を金額帯別にみると、「1億円以上」の団体(17%)と「1000万円未満」の団体(33%)が多いので、二極化構造になっています。

[出展] NGOデータブック2016より

NGOの正職員を目指したい方は、5000万円以上の収入がある団体が狙い目です。

SDGsネイティブのZ世代が育っている

Z世代は、1996年~2012年頃に生まれた世代で、次の特徴があげられます。

  • 生まれた時からインターネットが身近で、SNSでつながる
  • 「自分らしさ」を追求する傾向が強い
  • 社会問題への関心が高い

学校教育の中でもSDGsが取り上げられるようになってきていて、私立中学校の入試問題でもSDGsに関する問題も多く出題されています。

この世代が、今、新卒や若手社員として社会に出てきています。

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NPOでのトレンドの仕事2つ

どのNPO/NGOでも資金集め(ファンドレイジング)は大切な仕事です。その中で、今後もニーズが伸びると考えられるポジションを2つ紹介します。

WEBマーケティング

YouTubeやサイト上でNGOの広告を見かけたことはありますか?

最近のテレビ離れとYouTubeの視聴者の増加や、インターネット利用の普及でWEBマーケティングの重要性が増しています。

現場では、各団体のWEB上での競争は日ごとに増していて、このチャリティ業界全体を盛り上げて行こう!という機運を感じます。

業界大手のユニセフの募集要項にも、「WEBマーケティングの経験」が記載されたそうです。

WEBマーケティングの良いところは、初心者でもイチから学べることです。

サイト運営、YouTube発信、TwitterやFacebookなどのSNS発信など、方法は様々です。

初期投資は低く参入でき、成功のノウハウはネット上にあふれています。

そこで何か実績を作れば、新卒であってもNGO団体への就職が叶う可能性もあります。

遺贈

日本での少子高齢化の中、5人に1人は社会を良くするために遺贈寄付の意向があるにも関わらず、実際には遺言の作成は4.9%と低い状況です。(注1)

このギャップに遺贈寄付の伸びるポテンシャルがあり、各NGOは日本に遺贈寄付を浸透させるために、協力して取り組んでいます。

遺贈寄付担当の即戦力になるハードルは高いですが、法人営業や、高齢者向けサービスの経験、NGO勤務経験、グリーフケアの知識等を身に着けることできっと生きてくるはずです。

Take Action!

いかがでしたか?

この記事では、NPO/NGOでのキャリアの将来性は高いこと。

その理由として、NPO活動のニーズは上がる理由4つを解説しました。

  • 地球温暖化の影響で、災害が増加・深刻化、新たな感染症が生まれる
  • 日本の人口減少により、政府の税収減少し、民間活力の活用の傾向
  • NPOが成長している
  • SDGsネイティブのZ世代が育っている

私は「国際協力で世界を良くする仲間を、1人でも増やす」という想いから記事を発信しています。

1人の力は小さくても、皆で集まると大きな力になると信じて。

頑張るあなたを応援しています! 次の記事で会いましょう!

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