20代未経験でもNGO転職は可能【体験談|転職成功のポイント5つ】

NGO

社会貢献性の高い仕事をしたい!

20代未経験でもNGOに転職できるの?

NGOへの転職を成功させるためのポイントは?

の疑問に答えます。

結論としては、20代の未経験でも、NGOに転職できます!

この記事では、20代で民間企業からNGOへ転職した筆者が、NGO就職を成功させるためのポイント5つを紹介します。

NGOでは、社会貢献を実感でき、めちゃくちゃやりがいがあります!

転職を考えている方、必見です!

この記事の信頼性

結論:20代未経験でもNGO転職を成功させられます

NGOの職員は、即戦力としての活躍が求められます。

人を育てる余力は少ないので、新卒採用は基本していません。

キャリアを積んだ上で、40~50代でNGOの社会貢献的な仕事に就く方が大半です。

その中、20代の若手スタッフは稀です。

私が働くNGOでは、職員約80人の中で、20代は2人だけで、職員の年齢の中央値は40~50代ほどです。

あなたが転職の応募をする際、希望するポジションでは、あなたよりキャリアが上の方との競争となる可能性があります。

たとえ20代未経験であっても、いかにあなたの良さを伝え、ポジションを勝ち取るか?

次の章でポイントを紹介します。

NGOへの転職成功のポイント5つ

20代未経験でもNGOへの就職を成功させたポイントは、こちらです。

  • 理念、価値観、キャリアに一貫性があること
  • 職務経験を生かせるポジションへ応募すること
  • 資格をアピールすること
  • 求人内容を分析し、団体について知り、理解に努めること
  • 転職エージェントで応募書類や面接対策のサポートをもらうこと

具体的に見ていきましょう♪

理念、価値観、キャリアに一貫性があること

転職にあたり、心、思考、行動を一致させ、一貫性があることが大切です。

理由は、書類審査や面接では、次のような質問を通じて、あなたの価値観・人生観、キャリアなどが深堀されるためです。

このような質問を通じて、あなたの職業観や人生観が問われます。

面接官
面接官

あなたの前職の退職理由は何ですか?

あなたのキャリアビジョンは何ですか?

ここで大切なのは、考えと行動が一致している「一貫性」。

そして、あなたの人生観と応募先とのマッチングです。

面接では、壁にぶつかった経験など、厳しい質問を通じてあなたの「覚悟感」がためされます。

取ってつけたようなハリボテの回答では、きっと相手にも伝わってしまいます。

この対策として、あなたの人生を棚卸し、整理してみましょう。

このような質問に向き合うのが有効です。

  • どんな人生を送りたいのか?
  • どんな人を幸せにしたいのか?
  • 自分の強みを生かして、できる貢献は?
  • どんな価値観から行動を選択してきた?これからはどう選択していきたい?

自分自身と向き合い、決断する。

それが何よりもあなたが望むキャリアを叶える武器になります。

職務経験を生かせるポジションへ応募すること

応募する際には「XXXという経験を積んだためXXXの貢献をできます」と説明できる必要があります。

その説得力を増すのが、職務経験です。

エピソードを交えつつ、論理的に簡潔にインパクトをもって伝える必要があります。

そうすることで、相手に「この人はうちでもちゃんとやってくれそうだ」と「再現性」を伝えることができます。

その一方で、NGOで求められる経験や職能を、ドンピシャに民間企業で積んでいる人は少ないのではないでしょうか。

応募したい求人で求められる経験がない場合はどうするか?

私がファンドレイジングのポジションに応募した際には、次の経験がありませんでした。

営業の経験不足…

富裕層へのマーケティング経験不足…

そのため、次の対策をしました。

  • 営業ではチームで目標金額を目指し、お客様に誠実・真面目に向き合った経験を伝える
  • 富裕層へのマーケティング経験については触れない。(特に面接の際にもつっこまれませんでした。もしかしたら、民間企業でこの経験をしている方は少ないのかもしれません)

直接的な類似経験がない場合でも、似たような経験を伝えましょう。

経験の有無より大切なことは、自分の人柄(熱意、成長性、誠実さ)を伝えることかもしれません。

資格をアピールすること

英語+αの資格をアピールしましょう。

国際NGOでは、TOEICやTOEFLなどの英語資格での点数が求められます。

まずは求められる基準の点数を満たしましょう。(切実)

「英語はできて当たり前」のため、足切り的に使われます。アピールにはなりません。

UNICEFではTOEIC900点、ほかの国際NGOでも700~800点ほどが基準点です。

また、プラスアルファで、仕事に役立てるような資格を持っておくと有利になります。

筆者の場合、コンサルの国家資格の中小企業診断士の1次試験合格が生きました。

面接当時には分かりませんでしたが、後から採用責任者の方からこのように聞きました。

面接官
面接官

私も以前、その資格に挑戦したことがありました。

課題が山積しているグループでの課題解決を期待しています。

診断士での勉強を通じた、粘り強さ、構造的な課題解決の思考が、きっとアピールになったのだと思います。

求人内容を分析し、団体について知り、理解に努めること

応募先の団体について理解し、説明できるようにしておきましょう。

面接時、このような質問がされることがよくあります。

面接官
面接官

当団体について説明してください

この質問で何をはかっているのか?

応募先の団体を理解しようとする「熱意」をはかっているではないでしょうか。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず」です。

応募先の団体について知り、求人内容から仕事をイメージし、あなたに求められていることの理解に努めましょう。

転職エージェントで応募書類や面接対策のサポートをもらうこと

転職を成功させるプロであるエージェントに、私はとてもお世話になりました。

応募書類の添削から、面接対策まで、親身に相談に乗ってもらったことから、希望先からの内定を勝ち取れたのだと思います。

エージェントを使って対策するメリット

  • 相手に響くような表現で、分かりやすく、コンパクトに伝えられる
  • 書類審査をより通りやすい書類をつくれる
  • 自信をもって面接に臨めるようになる

筆者が使っていた転職サイト

  • DODA…転職者満足度No.1。公開の限定求人もあり。年収査定やキャリアタイプ診断など、関連サービスが充実しています。まずはここに登録しましょう。
  • リクナビNEXT…日本トップクラスの求人数。転職成功ノウハウが充実。
  • リクルートエージェント…キャリアアドバイザーが応募書類や面接対策のアドバイス。

求人数が多く、あなたに合う仕事がきっと見つかることでしょう。

また、アドバイザーからの応募書類の添削や面接対策のアドバイスを受けることで、内定の確率が高まります。

無料なので、とりあえず試してみるのが良いかなと思います。

>>DODAの無料登録はこちら

Take Action!

いかがでしたか?

20代未経験でもNGOへの転職は可能です。

NGO転職を成功されるためのポイントとしてこの5つを解説しました。

  • 理念、価値観、キャリアに一貫性があること
  • 職務経験を生かせるポジションへ応募すること
  • 資格をアピールすること
  • 求人内容を分析し、団体について知り、理解に努めること
  • 転職エージェントで応募書類や面接対策のサポートをもらうこと

私は「国際協力で世界を良くする仲間を、1人でも増やす」という想いから記事を発信しています。

1人の力は小さくても、皆で集まると大きな力になると信じて。

頑張るあなたを応援しています!

次の記事で会いましょう!

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