- スポーツを通じた国際協力や支援を行うNGOは?
- スポーツ系NGO/NPOの連絡会議SUSPONとは?
の疑問にこたえます。
先日の記事では、スポーツ×国際協力のトレンドについて解説しました。
今回は、東京オリンピック・パラリンピックで注目される、スポーツを通じた国際協力の取り組みを行うNGOや団体ネットワークについて解説します。
NPO法人ジャパンスポーツコミュニケーションズ(JSC)
JSCは、国籍や宗教、年齢、性別、貧富などを超越した多様な人々に対し、運動会、スポーツ、教育、レジャー、その他の活動を通じ、一人ひとりの主体性を育み、異なるコミュニティー間の絆を深め、世界中の人々にとって健康で活力と思いやりに満ち溢れる多様性豊かな社会の実現に貢献することを目的としています。
- 設立:2007年
- 本局:東京都
- 活動の種類:
- 社会教育の推進を図る活動
- まちづくりの推進を図る活動
- 学術、文化、芸術又はスポーツの復興を図る活動
- 子どもの健全育成を図る活動
- 国際協力の活動
- 経済活動の活性化を図る活動 (注1)
事業の1つとして、JICAと協力して「UNDOKAI ワールドキャラバン」を2015年からアメリカ、グアテマラ、ラオス、タイ、インド、マラウイ、 ルワンダで行っています。
日本の伝統文化である運動会を開催することで、現地に開催ノウハウの提供や教育支援を行っています。(注2)
詳しくはこちら>>UNDOKAIワールドキャラバン
特定非営利活動法人ハート・オブ・ゴールド
ハート・オブ・ゴールドは、被災地や紛争地および開発途上国の子ども達、障害者、貧困者層の人々に対して、スポーツや教育、そのほかの活動を通じて自立につながる事業を行い、苦境 に立ち向かう人々や子ども達が人生にchallengeするための「希望と勇気」を持つことができる機会創造に寄与することを目的としています。
特に、途上国の人々が自分たちの抱える問題を自らの力で解決していけることを目指し、彼らの視点に立って、彼らとともに人材育成に力を注いでいきます。
- 理念:スポーツを通じて、国境・人種・ハンディキャップを超えた「希望と勇気」の共有を実現する。
- 設立:1998年
- 活動地:カンボジア、日本
- 会員数:519件(個人会員 484名、法人会員 35団体)(2019年3月31日現在)(注3)
事業の例として、「アンコールワット国際ハーフマラソン」の運営協力があります。年々、参加者が増えているため、ランナーが安心・安全に走れるよう危機管理体制の整備について組織委員会・実行委員会への提言などを行っています。(注4)
NGO/NPOネットワークSUSPON
持続可能なスポーツイベントを実現するNGO/NPOネットワークSUSPON(Sustainable Sport NGO and NPO Network=サスポン)。
SUSPONは、東京オリンピック・パラリンピックを持続可能な大会とすることをきっかけに、その後の東京、ひいては日本や世界の持続可能な社会づくりにつなげていくことを目指し、関心を寄せるNGO/NPOがお互いに情報交換をしつつ、自ら当事者として活動し、関係団体や企業に働きかけていくことを趣旨としたNGO/NPOネットワークです。(注5)
活動の一環で、「平和とスポーツ」にも取り組んでいます。
「平和の祭典」と言われるオリンピックを一つのきっかけに、「平和」と「スポーツ」の関係性を究明するとともに、WPPC(World Peace Prayer Ceremony:世界平和を祈るセレモニー)の普及に取り組んでいます。
Take Action!
いかがでしたか?
私たちでも寄付やボランティアへ参加することで、スポーツ×国際協力の先にある誰もが生き生き過ごせる平和な世界の実現に、一歩近づけるのではないでしょうか。
読者の皆さんのお役に立てればうれしいです。
頑張るあなたを応援しています!次の記事で会いましょう!
出典
(注1) 国際協力NGO JSC
(注2) UNDOKAIワールドキャラバン
(注3) ハート・オブ・ゴールド
(注4) 特定非営利活動法人ハート・オブ・ゴールド 年次報告書 2019
(注5) SUSPONとは
コメント
This is a very good post! I admire the way you shared this topic! Keep it up a good job! credit report and score Joyan Gery Latricia