国際協力に興味あるけど、何からはじめればいいか分からない。
英語力をつけて、JICA海外協力隊には行った方がいい気がするけど、どうかな?
大学院、NGO、ソーシャルビジネスとか、選択肢が多すぎて、何が自分にとって最適?
この記事国際協力業界で10年以上、元開発コンサル、現役NGOスタッフです。
最近このような質問を頂くことが多いので、記事にしました。
私も同じの壁に直面した経験があります。
この疑問に、全力で回答します!!
▽この記事でわかること
答えは誰も与えてくれない【自分で選択・決断するもの】
国際協力に興味あるけど、何からはじめればいいか分からない。
英語力をつけて、JICA海外協力隊には行った方がいい気がするけど、どうかな?
大学院、NGO、ソーシャルビジネスとか、選択肢が多すぎて、何が自分にとって最適?
この質問をする方は、とても勉強家な方と思います。
英語力も必要だし、国際協力のファーストステップとしてJICA海外協力隊への参加も間違いではありません。
しかし、それはあなたにとって最適でしょうか?
納得して選択しているのでしょうか?
自分の人生の答えは、誰かがくれるものではありません。
(特にビジネスや投資の世界で、この姿勢でいると、カモにされやすいので注意です。)
一方で、一人で答えを出そうと、引きこもって考えるのも、やっぱりムダでしょう。
では、どうしたらいいか?
自分の責任で決断し、自ら選んで行動していくしかないと思います。
人生を変えてくれた言葉
具体的にどうすればいいの?
その疑問にこたえるために、私が学生時代に出会い、人生を変えてくれた古賀洋吉さんの言葉を紹介します。
結論から言うと、僕の意見では、「やりたいこと」なんてのは、考えたってポンとわいて出てくるものではなく、自分の行動を通じた経験から、たまたま生まれるものだと思う。だから、悩んでもムダだと思うし、そもそも悩みですらないと思う。
突然だけど、すごく好きな食べ物ってあるよね。例えば、一時間列に並んでも食べたいものとか。でも、食べたことが無いものに一時間ならぶ努力するなんて情熱、ふつうないよね。だけどひとたび食べて好きになってしまえば、並ぶ努力が苦でも乗り越えられてしまう。
感情に関わるものって、大体そんなものだと思う。そうした、自分自身の直接の経験から生まれる感情(喜び、怒り、悲しみ)こそが、情熱をドライブするのだ。そして、その情熱こそが、何かすごい事をやる上での馬力を生み出す根源だ。逆に言えば、経験を伴わない、「思考」や「他人からの情報」によって情熱は生まれない事が多い。あくまで自分の経験を通じて、ハートがズキューン!と動くことが大事なのだ。
[出展] 愛の日記 経験が情熱を生む
「行動」せずして「経験」することはない。
「経験」なくして「感情」は動かない。
「感情」なくして「情熱」は生まれない。
「情熱」なくして「継続的に何かを続けるモチベーション」は生まれない。
「継続的に何かを続けるモチベーション」なくして、難しいことを実現することは難しい。
[出展] 愛の日記 経験が情熱を生む
私にとって、大学2年の時のベトナムでの障がい児教育ボランティアの「行動」が今の「仕事のモチベーション」に生きています。
当時TOEIC730点ほどでしたが、英会話を大してできなくて、外国人にヘラヘラしてるだけの自分がふがいなかった。
とはいえ、ベトナム語もできなくて、障がいのある子どもたちと、ただ遊ぶだけ。
せっかく現地に行ったのに、どこかで孤独を感じてました。
その中で、日本へ留学経験があり、障がい児の子どもを持つお母さんと出会います。ご飯に連れてもらい、友達ができたことで救われた気持ちになりました。
そのお母さんから「愛する子どもたちは、今は大丈夫だけど、将来、もし自分が死んでしまったら、生きていけるか分からない…」という、絶望的な気持ちを聞きます。
このようにお世話になった人、そして、その大切な人に恩返ししたい。
そこから、卒論で“ベトナムと日本での障がい者雇用”にを書いたり、学生起業塾でビジネスを学んだり、猛烈に行動しました。
新卒で開発コンサルに入り、今も、NGOでの仕事に繋がっています。
Take Action!
いかがでしたか?
前章ではこちらを紹介しました。
- 答えは誰も与えてくれない【自分で選択・決断するもの】
- 人生を変えてくれた言葉
まずは行動です。
そのうえで、自分の責任で決断し、選択する。
「当たり前でしょ」と思うかもですが、それが、やりたい仕事をできる人生につながるのではないでしょうか。
まずは行動!!
人生を変えるには、習慣・人間関係・環境を変えることです。
自分の基準で
現地に行く
やりたいことが欲しかったら、「やらなければらなない」という義務感を捨てて、とにかく行動してみましょう。
関心のある国、社会問題の起きている現地に行き、現地の人と喜怒哀楽を共有する。
自然な、素直な気持ちで、心をオープンにして、新しいことに挑戦しましょう。
ワクワク、心の声を大切にしよう。
選択肢を知る
このブログでは、国際協力のキャリア情報や社会問題などを発信しています。
皆さんの可能性や選択肢を考える参考にしてもらえると嬉しいです!
もっと相談したい方は、お問合せフォームからご連絡ください。
コミュニティに参加する
最高なのは、現地に行くことだけど、コロナで海外旅行も難しい。でも、仲間と知り合ってモチベ上げたい。
このような方におススメです。
あなたの心動いた経験は?
これまでに、ワクワクした思い出は何ですか?
どのようなことに感動しましたか?
どのようなことに、悔しい想いをしましたか?
きっと、あなたにとっても、何か思い当たるものがあるはずです。
そこからスタートする方法もあるのではないでしょうか。
頑張るあなたを応援しています!
次の記事で会いましょう!
出展
(注1) 愛の日記 経験が情熱を生む
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